人間関係・仕事……人の悩みというのは尽きない物です。あまりに悩み事を抱えていると眠れないこともあります。そんな時、あなたは「睡眠障害」という状態に陥っているのかもしれません。
ベッドに入っても寝付けない、目覚めたくないのに早朝に目覚めてしまう……これらの症状を広く「睡眠障害」と言います。このような時にできるストレス解消法をお教えします。
お風呂に入るとホッとする瞬間ってありませんか?これが1つ目のストレス解消法です。自分の好きな音楽をかけながらゆったり入ると身も心も落ち着きます。
ただし注意してほしいのは「熱めのお風呂に入らない」ことです。夜に熱いお風呂に入るのは体の疲労回復には役立ちますが、夜寝付けなくなる可能性があります。38~40℃のお湯にゆったりとつかるのが寝る前の正しい入浴法とされています。
寝付けない日が長期間続くと、人間関係や仕事のストレスに加えて「寝付けないことに対するストレス」が出てきます。「寝たいと思っているのに、何で寝られないんだろう……」こう思ってしまうわけです。
睡眠において一番大事なのは「体が休まること」ではなく実は「脳が休まること」とされています。「なんで寝られないんだろう」と焦るのではなく、「横になって目を閉じているだけでも脳は休まっているんだ」と考えを変えた方が不眠には効果があります。
世の中には抗不安薬や睡眠薬といったストレスを和らげ、寝付けやすくする薬が存在します。これはGABAという不安や興奮を鎮める成分が入っているため、抗不安薬や睡眠薬などに用いられているわけです。
薬と聞くとあまり良いイメージを持たない方もいらっしゃると思いますが、こういう手も存在するという事は覚えておいて損はないと思います。
ただし眠れないからと言って多量に使うと依存症になる恐れもありますので、飲む際は用法用量をよく守って服用してくださいね。