結婚生活で何よりもつらいのが、夫の両親や家族との同居によるストレスです。お姑さんからイヤミを言われたりいじわるをされたりしても、悲しいかな、夫はなかなか理解してくれません。
こうなると、夫の煮え切らない態度にもストレスがたまり、ますます苦しくなってしまいます。今回は、このような悪循環に陥りやすい、義両親との同居ストレスを解消する方法をご紹介します。
同居ストレスを軽減させる最も効果的な方法は、姑と顔を合わせる時間を少なくすることです。可能な状況であれば、働きに出ることをおすすめします。
フルタイムで働くのもいいですし、パートで昼間だけ働くなど、一時的に家にいないようにするだけでも、四六時中顔を合わせるよりも気が楽になります。
専業主婦で家の中だけにこもっていると、家庭が全世界のように感じられて、ストレスが発散できません。家庭以外に活躍できる場を持つことで、ストレスがたまりにくくなります。
働きに出なくても、習い事をする・資格取得にチャレンジするなど、何か熱中できる趣味や勉強などを始めてみてはいかがでしょうか。
実際に20年以上同居をしている主婦たちの経験によると、挨拶を欠かさないことが大切という意見が目立ちます。
前日にいさかいがあって気まずくても、朝は必ず「おはようございます」と挨拶をする。何かをしてもらったら「ありがとうございます」、夜寝るときは「おやすみなさい」。
このような、生活のなかでの挨拶を欠かさないように気をつけるだけでも、関係性はいつのまにか改善されていくそうです。
同居経験のある先輩や友だちがいれば相談したり、お互いにグチを言い合ったりしてストレスを発散するのも効果的です。
また、姑に言われたことを必要以上に気にせずに、うまく受け流す心の訓練をしましょう。
最近の脳医学の研究では、瞑想や深呼吸、アロマの香りなどでストレスが和らげられると報告されています。
昼間に姑が言った“あの一言”が気になって眠れないといった場合は、アロマの香りでリラックスしたり、瞑想をすると眠りやすくなります。ぜひ取り入れてみてくださいね。